平成29年9月23・24日北海道札幌市で全国手をつなぐ育成会全国大会が開催されました。









　　　　久保会長挨拶　　　　　　　　　　全体会会場

　大会の主旨として、障害者権利条約の批准を経て、2016年4月には障害者差別解消法が施行され、障害者総合支援法の見直しや新しい障害福祉計画の策定など、我が国の障害福祉は大きな発展期を迎えています。ところが、昨年7月に起きた「津久井やまゆり園事件」が、私たちに大きな試練を与えました。しかし、私たちはこの事件を風化させることなく、育成会連合会のメッセージを心に刻み、辛さも希望も語り合える、本人・家族が元気になる育成会活動を力強く前進させなければなりません。
　障害があるないに問わず、一人ひとりの命の重さに思いを馳せて、社会がもたらす「障壁」や「暮らしづらさを」を克服して、お互いの人格と個性を尊重し合って共生する社会をつくる決意を新たにする大会にしようということで始まりました。また、今大会のスローガン『今こそ創ろう！自信と誇りをもって生きる社会を共に』を胸に刻み、地域の人たちと共に、住み慣れた地域で自信を持って堂々と暮らして行くことができる社会に向けて大会が開催されたことに意義があると思われます。
　なお、岐阜県からは15名の会員が
参加され、1日目の各分科会での研鑽、
2日目の大会式典、記念講演、大会
宣言で閉会しました。
　また、岐阜県を代表して中濃地区の
前副理事長　澤井 基光さんが功績を
称えられ全国表彰を受けられました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　受賞の皆さん








　　　講演会・神奈川大学教授　浅野史郎氏
　　　　テーマ「地域・人権・ふつうの生活」


　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大会テーマ








　　　　　　　　分科会